勾玉製作工程本日は、ここに紹介する津軽岩崎花紋石・翡翠・その他の勾玉の形成作業を行いました。前回穴あけと大まかなカットは終ってるので、ディスクグラインダー(11,000回転)にウエーブタイプのダイヤモンドカッターを装着して大体の形成をします。 次にディスクグラインダー(5,500回転)にダイヤモンド電着のカップホイールを装着して最終形成や大きな傷を取り除きます。 後は、次回 ルーターにダイヤモンドビットを取り付け、勾玉のお腹の部分?を綺麗に形成してから研磨工程に移ります。 津軽岩崎花紋石 翡翠(ヒスイ) 最初は、お腹の部分?(Uの部分)のみルーターにダイヤモンドビットを取り付けて最終形成するつもりでしたが、序でなんで全体の念入りな形成&傷取りも行いました。 艶消しの好きな人でしたら、このまま行けちゃう?って位の仕上げになりましたので、これからは、こんな感じで作業しようと思います。 ダイソーの安いビットなんで、しょうがないんですが、電着ダイヤが、勾玉1~3個使用で剥がれちゃうんで、使い捨て感覚ですネf(^_^;) 次回は得意とする?研磨作業です(^o^) やっと手掛けていた津軽岩崎花紋石と翡翠の勾玉が完成いたしました(´・`;)>フウ 津軽岩崎花紋石の勾玉は、カラフルな色合いと、小さな花紋とのコラボが最高で、私の一押しの銘石なんですよ(^o^) 次に今回の翡翠の勾玉は、グリーンは入っていませんが、透明度は そこそこあり、普通艶々まで研磨すると、翡翠独特の結晶が殆んど目立たなくなるんですが、これはキラキラして綺麗なんですよ。(゚▽゚*) 花紋石のほうは、すんなり研磨作業は終りましたが、翡翠は何度も何度もセラミカ(セラミック研磨材)の番手を上下して傷を取らなければなりませんでした。 今回の研磨作業にて、再度 使用する石により作業時間や作業方法の違いを痛感しました。 使用機材は、マキタ アングルドリルとセラミカ(セラミック研磨材)各種番手を使用しました。 今回 紹介する勾玉は唐草錦と呼ばれる、津軽錦石(ジャスパー)です。 今回使用したセラミカ(湿式セラミック研磨材)は♯500・♯1000・♯2000・♯3000の4種類を使用して湿式研磨いたしました。 どのように変化していくか、画像を見ていただくのが、一番判りやすいでしょうから、各番手で説明します。 最初の画像は、♯500で磨いた勾玉です。 艶消しの好きな方は、ここで終了です、次の番手では艶が出てきます。 ここで止めれると楽なんですが、艶々大好き人間の自分としては、まだまだ続きます。 次は♯1000で磨いた勾玉です。 少し艶がでてきましたね、この時点で♯500で丁寧に時間を掛けて磨いてないと小さな傷が目立ってきます。 この場合は、また♯500に戻してやり直します。 次は♯2000で磨いた勾玉です。 結構いい感じで艶々なんですが、最後の透明感が足りないって感じが少し?します。 最後の画像は最終研磨の♯3000で磨いた勾玉です。 自分としては納得の艶が出て、透明感も文句なしです(自己満足の世界ですので、悪しからず(゜_゜i)) 最後に♯1000で綺麗に研磨出来てれば、♯2000から♯3000と割と修正なしで行けちゃう事が多いんですよ、何故かネ! |